新作紹介 2011 S/S ポータージェリー

新作紹介 2011 S/S ポータージェリー
品番:607-09719 ショルダーバッグM
Color:レインボー
SIZE:W410/H380/D180 540g
¥23,100

素材
表:コーデュラナイロンオックス(ウレタンコーティング) 
裏:コーデュラナイロンオックス(ウレタンコーティング)

非常に大胆な(吉田的にしては)色使いだと思いません?
個人的に今回の新作のなかでの一押しです。

—吉田カバンからの紹介—

製品タイダイ(絞り染め)加工のナイロンカジュアルシリーズです。
通常、綿や麻等の天然素材に用いる染色方法のタイダイ加工をコーデュラナイロンに施してあるのが最大の特徴です。
タイダイ加工を縫製後の最後の工程で行なうことで、色や模様がパーツごとに分かれること無く鞄全体で繋がって見えるようにしています。
またアウトポケットのないフラットな表面にしタイダイの模様を強調させるデザインにしています。

素材はコーデュラナイロンを表地と裏地に使用し、縫い合わせてあるので引裂き強度・摩擦強度に優れています。

JERRYシリーズはタイダイの模様(配色)の中でも一番代表的なレインボウを取り入れました。
赤・青・黄の3色の染料を使って手作業で染色し、その後、スチームで蒸し上げる事で色と色の間を滲ませ綺麗なグラデーションを表現しています。
代表的ないわゆるレインボウカラーは派手なイメージがありますが、このシリーズは敢えてビビットカラーではなく彩度を抑えて染め上げることで、使い込んで色褪せたようなユーズド感を演出し、落ち着かせています。

■タイダイ(絞り染め)
布の一部を縛る等をして圧力をかけ染料が染み込まないようにすることで模様を作る染めの技法の一つです。
日本でも古くは奈良時代から存在する伝統的な染色方法で国際的にも「SHIBORI」とも表記されます。
欧米では1960年代頃からヒッピームーヴメントに多く取り入れられ、その頃からタイダイ「tie-dye」という名で親しまれています。
このシリーズの製品は昔から染めの産地としても有名な岡山県倉敷で染色し、MADE IN JAPANを強く打ち出しています。

製品タイダイ加工は一点一点職人の手によって絞って染める為、模様の入り方や色の濃淡が異なりますが製品加工の面白さとしてご理解下さい。

この製品は染め上がり後にソーピングという、後洗いで付着した余分な染料を取り去る工程を行うことで色の堅牢度と定着を良くしています。
その為、色落ちに関しては通常のナイロン製品と遜色ありません。